男子ゴルフ・日本シリーズJTカップ最終日:石川遼が逆転優勝…賞金王は2年連続で今平周吾

1 執筆者 オリンピックチャンネル編集部
逆転優勝を果たし生涯獲得賞金が10億円を超えた石川遼(写真はZOZOチャンピオンシップ時)

12月8日、男子国内ゴルフ「日本シリーズJTカップ2019」(優勝賞金4000万円)が東京都・東京よみうりカントリークラブで最終日を迎えた。トータル8アンダーでブラッド・ケネディ(オーストラリア)と並んだ石川遼がプレーオフを制して今季ツアー3勝目を挙げた。

最終日、首位と2打差の5位タイからスタートした石川は、前半にスコアを2つ伸ばして順調な滑り出し。後半に入っても5バーディ、3ボギーを記録するなど、スコアを2つ伸ばしてホールアウト。トータルスコアでケネディと並ぶも、プレーオフを制して今季ツアー3勝目、通算17勝目を挙げた。

石川は優勝賞金4000万を取得したことで、国内最年少となる28歳82日で生涯獲得賞金が10億円を超えた。従来の記録は2017年に31歳と269日で達成した池田勇太だった。

最終戦までもつれた賞金王争いでは、賞金ランキングトップの今平周吾が17番ホールまでに5つのバーディを奪うも、最終ホールでダブルボギーを叩き優勝を逃してしまう。それでも、賞金ランク2番手のショーン・ノリス(南アフリカ)が4位タイに終わったことで、今平の2年連続賞金王が決まった。27歳67日での複数回賞金王となり、尾崎将司の27歳318日を更新して最年少達成者となった。

日本シリーズJTカップ上位の成績

  • 優勝/-8:石川遼
  • 2位/-8:ブラッド・ケネディ(オーストラリア)
  • 3位/-7:今平周吾
  • 4位T/-5:キム・キョンテ(韓国)、ガン・チャルングン(タイ)、ブレンダン・ジョーンズ(オーストラリア)、ショーン・ノリス(南アフリカ)

2019年度国内賞金総額トップ3

  • 1位/1億6804万9312円:今平周吾
  • 2位/1億4504万4149円:ショーン・ノリス(南アフリカ)
  • 3位/1億3281万2990円:石川遼
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