東京パラリンピック開閉会式のコンセプトが決定
開会式が“WE HAVE WINGS”、閉会式が“Harmonious Cacophony”
東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会は8月21日、東京パラリンピック開閉会式の式典コンセプトを発表。開会式は“WE HAVE WINGS”、閉会式は“Harmonious Cacophony”に決まった。東京パラリンピックの開会式は8月24日、閉会式は9月5日にオリンピックスタジアム(国立競技場/東京都新宿区)で行われる。
開会式コンセプト
“WE HAVE WINGS”
人生は追い風ばかりではありません。
前に進もうと思っても、なかなか進めない。
視界不良で、状況を掴めない。
ついにはその場で立ち止まり、うずくまる。
誰しもが、そんな逆風を何度となく経験します。
しかし、パラリンピックに出場するアスリートたちは知っています。
風がどの方向に吹いていようと、それを人生の力に変えられることを。
勇気を出して「翼」を広げることで、思わぬ場所に到達できるということを。
いよいよパラリンピックが始まります。
アスリートたちのパフォーマンスは、
あなたにも「翼」があることを気づかせてくれるでしょう。
閉会式コンセプト
“Harmonious Cacophony”
それは、パラリンピックから影響を受けた、
「違いが輝く」世界。
多様な身体、ユニークなテクノロジー、様々な素材。
それぞれが、混ざり合って1 色になるのではなく、
「らしさ」を発揮した状態でカラフルに合わさります。
一見不協和音になりそうな状態から生まれる、新しい調和。
違いがあることで対立が生じるのではなく、
新たな未来が生まれていきます。
※東京2020組織委員会より