2023年に開催予定の「2023FIFA女子ワールドカップ」のホスト国候補が、4カ国(エリア)に絞られた。
FIFA(国際サッカー連盟)は13日、同大会ホスト国の立候補を締め切った。この結果、開催国として名乗りを上げたのはオーストラリア&ニュージーランド(2カ国共催)、ブラジル、コロンビア、そして日本の4つが開催候補地となる。
これまではベルギー、南アフリカ、ボリビア、アルゼンチンも開催に向けて動いていたが、最終的に断念。そして韓国は北朝鮮との共催を前提に活動していたものの、KFA(韓国サッカー協会)は13日、南北関係の情勢悪化などを理由に女子ワールドカップ誘致を断念したと正式発表している。
2023年の女子ワールドカップは2020年6月、FIFA理事会メンバー37名の投票により、決まる予定。
次回大会から本大会参加国が24から32へと拡大することもあり、ホスト国としての運営能力も大きく問われることになる。2019年にラグビーワールドカップ、そして2020年に東京オリンピックと、日本ではスポーツのビッグイベントが続いているが、2023年は女子サッカー最高峰の舞台も日本で開催されることになるのだろうか。引き続きその動向が注目される。