ザルツブルクに所属する日本代表FW南野拓実が、1月の移籍市場で昨季の欧州王者であるリヴァプールに新天地を求めることになるかもしれない。現地時間12日、『BBC』、『Mirror』、『Sky Sports』、『Liverpool Echo』など複数のイギリス有力メディアが一斉に伝えている。
南野は今季、UEFAチャンピオンズリーグにおいてリヴァプールと2度対戦。10月に行われたグループリーグ第2節では、敵地アンフィールドで豪快なボレー弾を含む1ゴール1アシストの活躍を見せていた。
12月10日、ザルツブルクで行われた第6節では0-2で敗れ惜しくもグループリーグ敗退となったものの、南野は質の高いプレーを見せたことで高い評価を受けていた。
また12日に所属先のザルツブルクは公式メディアを通し、クリストフ・フロイントSD(スポーツディレクター)の「現在、リヴァプールと話していることは確かだ。このようなビッグクラブが我々の選手に興味を示してくれているのは、とても光栄なこと」とのコメントを伝えている。
1995年生まれ、現在24歳の南野拓実はセレッソ大阪育ちで、2015年からオーストリアのザルツブルクでプレー。2016年にはU-23日本代表のメンバーとして、リオデジャネイロオリンピックにも出場している。
日本代表としては現在の森保一体制で主軸に定着し、11月のキルギス戦では日本代表として史上初となるワールドカップ予選4試合連続ゴールをマークしていた。
ヨーロッパの移籍市場が開かれる来年1月、南野は欧州王者リヴァプールへと加わることになるのだろうか。引き続きその動向が注目される。