東京オリンピックのサッカー競技、アジア予選最終(3次)予選に北朝鮮女子代表が参加しない見通しであることが明らかになった。
25日、複数の韓国有力メディアが「北朝鮮サッカー協会がAFC(アジアサッカー連盟)に不参加の申し入れを行った」と伝えている。アジア最終予選は2020年2月上旬に韓国と中国で行われる予定になっており、北朝鮮は韓国開催のグループAに属し、韓国、ベトナム、ミャンマーと戦うことになっていた。
北朝鮮が最終予選への参加を辞退したことで、最終予選のグループAは韓国、ベトナム、ミャンマーの3カ国のみで競う可能性が高いという。
同グループの中で北朝鮮は最もFIFAランクが高く、グループ分けの基準になる9月時点のFIFAランキングは9位で、ポット1に入っていた。
なお、現時点で北朝鮮がなぜ五輪出場のチャンスを自ら放棄したのかは明確になっていない。同代表チームは今月韓国で開催されたEAFF E-1選手権にも参加を辞退していた。