ゴルフ海外女子メジャーの全英女子オープンが、イングランドのウォーバーン・ゴルフクラブ(6585yd/パー72)で2日目を迎えた。前日2位と好発進を切った新星・渋野日向子は、この日も「69」で終え、単独2位をキープ。決勝ラウンド進出を決めた。
9人の日本勢のなかで唯一、初メジャー参戦の渋野日向子が好調を維持。前日と同じ4番ホールでボギーを叩いたものの、4バーディでしっかりとまとめた。渋野は1998年生まれ。国内で黄金世代”と呼ばれる1998・1999年生まれのひとりとして注目を集めることになりそうだ。
直前のエビアン選手権でアマチュア最高位(ローアマチュア)と活躍した安田祐香、ベテランの横峯さくらが通算1アンダーの38位タイで予選通過。上田桃子、勝みなみ、上原彩子の日本勢も通算イーブンパーの48位タイでそれぞれ決勝ラウンドに進んだ。
通算1オーバーの64位タイまで決勝ラウンドに進めるなか、鈴木愛は通算4オーバーの89位、比嘉真美子は5オーバー99位となった。初日115位と躓いた世界ランク日本人最上位の畑岡奈紗は、この日も「76」と立て直せず、124位タイまで順位を落とし、予選落ちした。
首位は南アフリカのアシュリー・ブハイ。エビアン選手権では37位と目立たなかったものの、今大会ではすでに通算12アンダーと好調。この日も0ボギーの「67」と安定したショットを見せている。3位には、序盤の4連続バーディーを含む5バーディで通算8アンダーとした米国のリゼット・サラスが続く。