卓球・張本智和のプレースタイルや特徴は?

1 執筆者 オリンピックチャンネル編集部
Harimoto Tomokazu
(2020 Getty Images)

卓球の張本智和は東京五輪の日本代表に内定。2020年2月に行われたハンガリーオープン男子シングルスを制した。ここでは張本のプレースタイルや特徴をひも解いていく。

■張本智和の戦型は右シェーク攻撃型

卓球の張本智和は東京五輪の日本代表に内定し、2020年2月に行われたハンガリーオープン男子シングルスを制した。ここでは張本のプレースタイルや特徴をひも解いていく。

卓球のラケットにはシェークハンドとペンホルダーの2種類がある。シェークハンドは握手をするように持つラケット。ペンホルダーはペンを持つように握るラケット。張本は「シェーク攻撃型」で試合に臨んでいる。

■フォアハンドとバックハンドからドライブ回転をかけて攻撃

「シェーク攻撃型」とは、世界ランキング上位者の多くが採用している戦型。ボールとの接触面積が大きい裏ラバーをシェークハンドラケットの両面に貼り、 フォアハンドとバックハンドからボールにドライブ回転をかけて攻撃する。

「シェーク攻撃型」以外の戦型には、ラケットのフォア面とバック面のどちらかに異質ラバーを貼る「シェーク異質型」、ペンホルダーラケットを使ってフォアハンドを中心に戦う「ペンドライブ型」、台から離れてボールに下回転をかけて戦う「カット主戦型」などがある。

■張本のプレースタイル・特徴

張本はバックハンドの強さと打球タイミングの早さを生かして、相手に時間をかけさせない速攻で試合の主導権を握る戦い方を得意としている。

東京五輪では日本のエースとして試合に臨む。バックハンドの強さや打球タイミングの早さだけではなく、すべての技術力を高い水準に引き上げて、勝利を目指す。

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