張本智和は国内にとどまらず海外でも結果を残し、東京五輪の卓球日本代表に内定した。ここでは張本の躍進を支えるラケットやラバーを紹介する。
■ラケットはバタフライの『張本智和 インナーフォース ALC』を使用
張本智和は国内にとどまらず海外でも結果を残し、東京五輪の卓球日本代表に内定した。ここでは張本の躍進を支えるラケットやラバーを紹介する。
張本は小学6年生になる直前、バタフライとアドバイザリースタッフ契約を締結した。現在はバタフライと共同で開発したラケット『張本智和 インナーフォース ALC』を使用している。
■グリップのレンズ部分に金色の円をレイアウト
『張本智和 インナーフォース ALC』のベースとなったラケットは、適度な弾みとボールをつかむ感覚を持つ『インナーフォース レイヤー ALC』。『張本智和』モデルのサイズは157✕150mmから158✕152mmへとわずかに大きくなった。
ラケットのグリップには張本の好みである青色が用いられた。グリップのレンズ部分には金色の円と、名字の「張」にゆみへんが入っていることから弓で放つ矢のマークをデザイン。レンズ部分に金色を入れたのは、本人からのリクエストだったという。
■回転重視の攻撃的なプレーに適したラバーを使用
ラバーはバタフライの「ディグニクス05」と「テナジー05」を使用している。
2019年4月に発売された「ディグニクス05」は回転による打球の威力を最大限に実現するラバー。“開発コードNo.05”のツブ形状を採用し、回転を重視した攻撃的なプレーに適している。
2008年4月に発売された「テナジー05」も回転をかける性能に優れたラバー。グリップ力が強く、スピンをかけやすく、回転主体のプレーに高い性能を発揮する。
攻撃的なプレースタイルにふさわしいラケット・ラバーと共に、東京五輪の大舞台に立つ。