卓球・張本智和が愛用するラケットやラバーとは?躍進を支える"相棒"

1 執筆者 オリンピックチャンネル編集部
Tomokazu Harimoto
(2019 Getty Images)

張本智和は国内にとどまらず海外でも結果を残し、東京五輪の卓球日本代表に内定した。ここでは張本の躍進を支えるラケットやラバーを紹介する。

■ラケットはバタフライの『張本智和 インナーフォース ALC』を使用

張本智和は国内にとどまらず海外でも結果を残し、東京五輪の卓球日本代表に内定した。ここでは張本の躍進を支えるラケットやラバーを紹介する。

張本は小学6年生になる直前、バタフライとアドバイザリースタッフ契約を締結した。現在はバタフライと共同で開発したラケット『張本智和 インナーフォース ALC』を使用している。

■グリップのレンズ部分に金色の円をレイアウト

『張本智和 インナーフォース ALC』のベースとなったラケットは、適度な弾みとボールをつかむ感覚を持つ『インナーフォース レイヤー ALC』。『張本智和』モデルのサイズは157✕150mmから158✕152mmへとわずかに大きくなった。

ラケットのグリップには張本の好みである青色が用いられた。グリップのレンズ部分には金色の円と、名字の「張」にゆみへんが入っていることから弓で放つ矢のマークをデザイン。レンズ部分に金色を入れたのは、本人からのリクエストだったという。

■回転重視の攻撃的なプレーに適したラバーを使用

ラバーはバタフライの「ディグニクス05」と「テナジー05」を使用している。

2019年4月に発売された「ディグニクス05」は回転による打球の威力を最大限に実現するラバー。“開発コードNo.05”のツブ形状を採用し、回転を重視した攻撃的なプレーに適している。

2008年4月に発売された「テナジー05」も回転をかける性能に優れたラバー。グリップ力が強く、スピンをかけやすく、回転主体のプレーに高い性能を発揮する。

攻撃的なプレースタイルにふさわしいラケット・ラバーと共に、東京五輪の大舞台に立つ。

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