現地時間の2月22日、ブダペストで行われている卓球の『ITTFワールドツアー・ハンガリーオープン』が大会5日目を迎えた。女子ダブルスでは、石川佳純(全農)/平野美宇(日本生命)ペアが金メダルを獲得した。シングルスでは張本智和(木下グループ)、伊藤美誠(スターツ)らがベスト4に勝ち進んだ。
女子ダブルス決勝では、Tokyo2020(東京五輪)代表同士の石川佳純/平野美宇ペアが、優勝を果たした。決勝では、世界15位の杜凱栞を擁する香港ペアと対戦。3-0(11-6、11-9、12-10)と最後は食い下がる相手を振り切って、ストレート勝ちを果たした。
石川は、女子シングルスでもドイツの選手を4-0(11-3、11-6、11-3、11-7)で破り、準決勝進出を果たした。同じく東京五輪代表の伊藤美誠(スターツ)は、佐藤瞳(ミキハウス)との日本人対決を4-2(9-11、7-11、11-6、11-8、11-1、11-2)の逆転勝ちで制した。平野美宇は、ドイツの世界ランク27位、ハン・インに3-4(11-4、9-11、9-11、11-9、11-8、5-11、9-11)で競り負けた。
翌日の準決勝では、伊藤は、この日平野を破ったハン・インと対戦する。石川の対戦相手は、台湾の世界10位、鄭怡静。
男子シングルスでは、東京五輪代表で世界ランク5位の張本智和が、ドイツの世界42位のベネディクト・デューダに4-2(12-10、9-11、11-6、12-10、9-11、11-4)で破り、最終日に駒を進めた。予選2回戦から勝ち抜いている宇田幸矢(JOCエリートアカデミー/大原学園)は、オーストリアの世界36位ロベルト・ガルドシュを4-2(11-6、7-11、18-16、11-7、11-6、11-7)で破り、ベスト4入り。
翌日の準決勝では、張本はドイツの世界10位、ドミトリ・オフチャロフと対戦する。宇田は、イングランドの世界23位、リアム・ピッチフォードと対戦する。