西岡良仁がデルレイビーチ・オープンで4強進出を果たした。
21日、男子テニスのATP250シリーズ、デルレイビーチ・オープン準々決勝で、ATPランキング63位の西岡良仁がブランドン・ナカシマ(アメリカ)を下し、準決勝進出を決めた。
西岡は第1セットを3-6で落とすが、第2セットは7-6(7-5)で取り返すと、ファイナルセットは6-4で取り、2時間25分に及ぶ激戦の末に逆転で4強進出を決めた。
この結果、24日発表予定でのATPランキングで、西岡は2017年に記録したランキング57位超えの自身最高位に浮上することが確定となった。
東京オリンピックのテニス競技は、2020年7月25日から8月2日にかけて行われる。その出場資格は2020年6月8日時点でのATPランキング上位56選手となるが、1カ国につき最大4名までと定められている。西岡良仁は日本人で錦織圭に続いて2番手に付けているが、56位以内まで手の届く範囲に迫っている。
西岡は準決勝で大会第6シードのユーゴ・アンベール(フランス)と激突する。