卓球の『ITTF-ATTUアジアカップ横浜2019』最終日が4月7日、神奈川の横浜文化体育館で行われた。アジアの男女トップ選手16名が集結し、タイトルを競うシングルスの同大会で、日本勢は地元開催ながら決勝へと駒を進めることができなかった。
男子の3位決定戦は、丹羽孝希vs張本智和の日本人対決となった。この一戦は丹羽が4-2で張本を下し、日本勢最高の3位となっている。
この試合で敗れた張本は右手薬指を負傷し、今月下旬にハンガリーで開幕する世界選手権に向けて不安を残す結果となった。
女子では、3位決定戦で石川佳純がロンドン五輪銅メダルのフェン・ティアンウェイ(シンガポール)を4-1で下し、3位で大会を終えた。平野美宇は5位決定戦で敗れ、6位となっている。
なお、決勝は男女ともに中国勢の対決となり、男子はファン・ジェンドンがリオデジャネイロ五輪シングルス金メダルのマ・ロンを下し、大会2連覇を果たした。女子はジュ・ユリンが制している。