来年のラグビートップリーグ開幕戦に向けて、12月28日、東京都の東芝府中グラウンドで冬季オープン戦が行われ、ホームの東芝ブレイブルーパスがトヨタ自動車ヴェルブリッツを38-19で下した。
無料の冬季オープン戦(練習試合)としては異例の約3000人の観客が見守るなか、ホームの東芝はW杯日本代表のリーチマイケル、徳永祥尭を欠くなか、同代表・姫野和樹、茂野海人、木津悠輔らのトヨタを退けた。
試合後には、リーチ、徳永に加え、元日本代表の大野均らのサイン会が行われ盛況となった。恥骨炎症で欠場したリーチはトップリーグ開幕戦のベンチ入りを目指す。
敗れたトヨタだが、今季からニュージーランド代表オールブラックス主将のキアラン・リードが加入、さらに同代表前ヘッドコーチを務めた名将スティーブ・ハンセンがディレクター・オブ・ラグビーに就任しており、シーズン開幕に向けた準備を整えつつある。
1月12日の開幕戦では、東芝は松島幸太朗、中村亮土らが所属するサントリーサンゴリアスと、トヨタはヘル・ウヴェ擁するヤマハ発動機ジュビロと対戦する。