フェンシング・フルーレ上海GP最終日。女子シニアの上野優佳と東晟良がベスト8入り

1 執筆者 田中恵
ロシアのイナ・デリグラゾワがフルーレ上海GPを制した(写真はリオ五輪)

現地時間の5月19日、中国で行われていたフルーレ上海グランプリが最終日となる3日目を迎えた。

この日は、上野優佳(星槎国際高等学校川口)が6位、東晟良(日本体育大学)が8位と準々決勝まで進出するなど日本女子勢が健闘した。

この日は、男女ともに本戦(ラウンド64から決勝まで)が行われた。男子で参加した日本人選手は、松山恭助(早稲田大学)、鈴村健太(法政大学)、伊藤拓真(日本大学)、大石利樹(山九株式会社)、敷根崇裕(法政大学)の5人。

女子では、上野優佳(星槎国際高等学校川口)、西岡詩穂(警視庁)、東莉央(日本体育大学)、東晟良(日本体育大学)、菊池小巻(専修大学)、宮脇花綸(慶應義塾大学)の6人が出場した。

男子の日本人最高順位は、2回戦敗退の伊藤拓真の28位。鈴村(36位)、松山(39位タイ)、敷根(42位)、大石(51位)はそれぞれ1回戦で敗退した。優勝は、イタリアのアレッシオ・フォコーニ。米国のニック・イートキンが銀メダル。ティムル・サフィン(ロシア)とチョイ・チュンイン・リャン(香港)が銅メダルを獲得した。

女子では、上野優佳(6位)、東晟良(8位)がそれぞれ準々決勝まで進出。2回戦敗退の東莉央は24位。菊池(36位)、宮脇(39位)、西岡(56位)は、それぞれ1回戦敗退した。金メダルは、ロシアのイナ・デリグラゾワ。2位はイタリアのアリス・ヴォルピ。3位に入ったアリアナ・エッリゴ(イタリア)とリー・キーファー(米国)が銅メダルを獲得した。

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