体操トランポリンのワールドカップシリーズ第2戦が、現地時間4月21日、ベラルーシ・ミンスクで行われた。女史個人の森ひかる(金沢学院大クラブ・2年)が56.000点で4位につけた。
2020年東京オリンピックの代表予選の対象となるトランポリンW杯シリーズ第2戦で、森ひかるが好印象となる結果を出した。予選を5位通過した森は、最終的に日本人最上位の4位となり、11月の世界選手権・東京大会代表にも内定した。
2017年の国際ジャパンオープン優勝の佐竹玲奈 (アポロメディカル)は、予選6位から順位を落とし、7位で競技を終えた。
東京五輪のトランポリン代表選考は、世界選手権の決勝進出かつ日本人最上位、あるいはW杯シリーズ(全6戦)ランキングで日本人最上位になること。森は「最低限の目標」だった世界選手権代表内定を勝ち取った。
金沢学院大クラブ勢は、非五輪種目のシンクロナイズド女子にも出場し、岸彩乃(金沢学院大職)・高木裕美(金沢学院大2年)組が銀メダルを獲得した。
個人男子では、トランポリンの名門校・星稜高校の堺亮介(星稜クラブ)が予選7位から、初の決勝入りを果たし、59.295点で最終順位を6位に上げた。五輪代表入りも見えてきた。昨年のW杯スイス大会の銅メダリスト・岸大貴 (株式会社ポピンズ)は予選敗退している。
今後のW杯シリーズは、9月のハバロフスク大会、10月のバリャドリードが続く。