ATP(男子プロテニス協会)とWTA(女子テニス協会)は、3月8日に世界ランキングを更新した。男子シングルス日本勢最高位は錦織圭(日清食品)で、前回(3月1日更新)から5つ上昇し40位。西岡良仁(ミキハウス)が59位で続いている。女子シングルス日本勢最高位は大坂なおみ(日清食品)の2位で変動はなかった。
男子シングルスの1位は前回に引き続きノバク・ジョコビッチ(セルビア)。ジョコビッチは1位在位が通算311週となり、ロジャー・フェデラー(スイス)の310週を抜いて最長在位記録を更新した。2位はラファエル・ナダル(スペイン)、3位はダニール・メドベージェフ(ロシア)、4位はドミニク・ティエム(オーストリア)で変動なし。5位はステファノ・チチパス(ギリシャ)、6位はフェデラーで、両選手の順位が入れ替わる形となった。
錦織は現地時間1日から7日にに本戦が行われた「ABNアムロ・ワールド・テニス・トーナメント」(オランダ・ロッテルダム/ATP500)シングルスで、2021年公式戦初勝利を挙げるなどベスト8進出した。次戦は、8日に本戦が開幕する「オープン13・プロバンス」(フランス・マルセイユ/ATP250)に出場予定。同大会シングルスには西岡もエントリーしている。
女子シングルス世界ランキングの上位に変動はなく、アシュリー・バーティ(オーストラリア)、大坂、シモナ・ハレプ(ルーマニア)のトップ3だった。