【テニス】大坂なおみ「東京五輪は夢の舞台」…WTAシングルス世界ランキング2位に浮上

1 執筆者 渡辺文重
Naomi Osaka

WTA(女子テニス協会)は2月22日、世界ランキングを更新した。シングルス1位はアシュリー・バーティ(オーストラリア)で変わらず。2位にはシモナ・ハレプ(ルーマニア)を抜き、全豪オープンを制した大坂なおみ(日清食品)が浮上した。4位は、ソフィア・ケニン(アメリカ合衆国)。

Singles Rankings(WTA公式)

大坂は全豪OP翌日に行われたインタビューで、Tokyo 2020(東京五輪)に言及している。

より自分自身と向き合うようになったという意味で、隔離期間は影響があったと思います。部屋に独りでいて、自分の考えと向き合わざるを得ないようなところがありました。それは自分にとって良いことでした。さまざまなことに思考を巡らせることができ、それは大会にも良い影響がありました。より自分の考えや意見に自信を持てました。
オリンピックが私にとって重要だと思っている人は多いと思います。私にとって初めてのオリンピックが東京で開催される。東京五輪は夢の舞台。でも分析しすぎたり、自分にプレッシャーを掛けたりするので、オリンピックについてはあまり考えたくありません。開幕まで、まだ時間もあるので。ただ全てのアスリートたちが楽しみにしているのではないかと思っています。
最大の目標は継続して結果を残すこと。たまにグランドスラム(テニスの四大大会)で優勝するのではなくて。今年はより安定して戦って、タイトルにふさわしい選手だと感じられたらと思います。
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