8月13日、スポーツクライミング世界選手権3日目が東京都八王子市のエスフォルタアリーナ八王子で行われた。
男子ボルダリングは、2016年総合覇者の楢崎智亜(TEAM au)が2年ぶりに制した。今大会はボルダリングの難関コースで、決勝で完登できたのは、楢崎智亜ただ一人だった。2位には、オーストリアのヤーコプ・シューベルトが入り、ドイツのヤニック・フローエが3位に続いた。
日本勢で上位6位まで進出できる決勝に出場したのは、優勝した楢崎智亜を含む3人。藤井快(TEAM au)は4位、土肥圭太(鹿児島県連盟)は5位に終わった。なお、東京オリンピックではボルダリング、リード、スピードの3種複合のコンバインドが実施種目となる。今大会でも、大会後半に男女ともにコンバインド(複合)が行われ、男女ともに上位7名(一カ国から最大で2人)のオリンピック出場が決まる。