現地時間の12月6日、前日に引き続きロシアのニジニ・タギルで、FIS(国際スキー連盟)スキージャンプワールドカップ(W杯)の男子個人第5戦(ヒルサイズ134メートル)が行われた。
ハウヴォル=エグナー・グランルード(ノルウェー)が合計241.5ポイントでW杯3連勝を果たした。この日は、さらに2位にロベルト・ヨハンソン、3位にマリウス・リンヴィクが続き、ノルウェー勢が表彰台を独占した。
日本勢トップの佐藤慧一(雪印メグミルクスキー部)は、合計219.8ポイントで今季初の一ケタ台の5位に入った。小林陵侑(土屋ホームスキー部)は15位。小林潤志郎は28位、佐藤幸椰(ともに雪印メグミルクスキー部)は30位だった。37位の中村直幹(東海大学札幌スキークラブ)と38位の伊東大貴(雪印メグミルクスキー部)は、ともに2回目に進めなかった。
また、この日の新型コロナウイルス(Covid-19)の検査で、オーストリアチームは、4選手に陽性反応。この結果を受けて、チーム全員が第5戦を棄権した。
第5戦を終えて、グランルードが今季のW杯総合トップに立った。2位はマルクス・アイゼンビヒラー(ドイツ)、3位にはヨハンソンが浮上した。日本勢トップは、佐藤幸椰の4位。次戦は、12月19日からスイス・エンゲルベルクで行われる。