【スキージャンプ】今季のスキージャンプ週間、史上初の無観客開催に

1 執筆者 鈴木花
ryoyu kobayashi

FIS(国際スキー連盟)は現地時間11月30日、今季の「スキージャンプ週間」を無観客で実施すると発表した。FIS公式サイトによれば「68年の歴史で初めて」のこと。12月28日と29日開催のオーベルストドルフ大会(ドイツ)は当初、1日あたり2500人の観客を予定していた。

オーベルストドルフのあるドイツ・バイエルン州は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)感染者の増加を受け、プロスポーツ観戦を少なくとも12月20日まで禁止。この結果、同大会責任者のフロリアン・シュテルン氏は有観客での開催を断念したと説明する。

ガルミッシュ=パルテンキルヘン(ドイツ/12月31日、1月1日)、インスブルック(オーストリア/1月2~3日)、ビショフスホーフェン(オーストリア/1月5~6日)は、すでに無観客開催を決定。今回のオーベルストドルフの決定により、スキージャンプ週間は全て無観客となった。

Ski Jumping CALENDAR & RESULTS(FIS公式)

スキージャンプ週間では、1997-98シーズンに船木和喜氏が、2018-19シーズンに小林陵侑(土屋ホームスキー部)が、それぞれ総合優勝に輝いている。

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