新型コロナウイルス感染拡大が深刻化していることを受け、24日にIOC(国際オリンピック委員会)は東京オリンピックについて、2021年に開催を延期すると発表した。
この決定に伴い、PSVの日本代表MF堂安律は自身のSNSを通じてメッセージを発している。
「オリンピックのために準備してきたというのもありますし。そのためにトレーニングは続けてきたので、少なからず驚きはありました……」
「それと同時にヨーロッパで暮らしていて、ヨーロッパのほうが最近は深刻な状況になっている中、僕は2週間自宅で待機している状況で……。オリンピックがどうなるかもわからず待機しているのはすごくつらかったので。こうして早く決断してくれたこと、1年後というまた新しい目標を立てられることに、僕はポジティブにとらえています」
大舞台は結果として1年後に後ろ倒しとなったが、堂安は「もちろんいろんな人の気持ちはあると思いますが、日本だけじゃなく世界が一つになって、この危機を乗り越えて、そして僕たちアスリートは1年後、目標に向かって、しっかり調整して、皆さんに感動を与えられるように頑張りたい」と続け、2021年の五輪に向けて改めて照準を定めた。