現地時間2月8日、ブラジル1部リーグ(カンピオナート・ブラジレイロ)のボタフォゴFRと契約したサッカー元日本代表の本田圭佑が、地元リオデジャネイロの本拠地ニウトン・サントス・スタジアムで13000人近くのサポーターの熱烈な歓迎を受けた。入団会見に臨んだ本田は、今回のブラジル挑戦の先に「オリンピックがある」と話した。
本田は、昨年11月にCSKAモスクワ時代の恩師レオニード・スルツキー前監督が指揮するオランダ1部リーグのフィテッセに加入したものの、同監督の辞任に合わせ、わずか1ヶ月で退団。新たな所属先を探すなか、今年1月31日にボタフォゴ移籍が明らかになった。
チーム初の日本人選手となる本田は、リオデジャネイロ空港では2000人近くのファンの"出待ち"を受けたが、本拠地ニウトン・サントス・スタジアムでは、約13000人のサポーターによる熱烈な歓迎を受けた。
入団会見で本田は、複数チームからのオファーがあったなか、自身と家族にとって最善と感じたボタフォゴを選んだと語った。一方で、南米サッカー界のメッカであるブラジルで日本人が活躍することの難しさにも触れたが「そういった意味でも大きなチャレンジになる」と自ら評した。
また、今回のサッカー王国ブラジルでの挑戦という"プロジェクト"の先に「オリンピックがある」とも話し、オーバーエイジ枠(24歳以上)での東京五輪出場への意欲を改めて表明した。