【サッカー】日本代表・森保一監督、タジキスタン代表戦へ「経験の浅い選手にチャンスを与えられたら」

1 執筆者 オリンピックチャンネル編集部
Hajime Moriyasu
(2021 Getty Images)

6月6日、サッカー日本代表「SAMURAI BLUE」の森保一監督、タジキスタン代表のウスマン・トシェフ監督がFIFAワールドカップカタール2022アジア2次予選兼AFCアジアカップ中国2023予選の前日会見に臨んだ。

日本はすでに首位でのアジア2次予選突破が決定している。森保監督は「(直近の)U-24日本代表との試合からメンバーを変更して臨もうかと思っている」とコメント。主力の吉田麻也、酒井宏樹、遠藤航がオーバーエイジとしてU-24日本代表に参加していることもあり、「経験の浅い選手にはチャンスとなる機会をできるだけ与えていけたら」と選手起用の展望を明かした。また、大迫勇也に関しては「左足の内転筋に痛み、違和感がある」とし、欠場の可能性を示唆している。

対戦相手のタジキスタンについては、アウェイでの前回対戦から「戦術の幅が広がったと思う」と評価。「守備が固く、そこからのカウンターが鋭くなったという印象を持っている」と分析した上で、「チームのコンセプトを浸透させられるように。勝利と、チームの経験値を上げることを考えていきたい」と試合のポイントを語った。

タジキスタンは現在、残り2試合でアジア2次予選で日本に次ぐ2位につけている。「明日の日本戦と15日のミャンマー戦が極めて重要で、それによって次のステップに行けるかが決まる」と語ったトシェフ監督は、「日本の選手は経験豊富で、我々はクレバーな試合をしないといけない」と日本を警戒。「我々は非常に若いチーム。ただ、若くても非常に精神力が強いので問題はない。明日は興味深い試合になるだろう」と自信ものぞかせた。

もっと見る