アルゼンチンリーグのベレス・サルスフィエルドに籍を置く元アルゼンチン代表MF、フェルナンド・ガゴが現役引退することとなった。
同チームのマネージャー、パブロ・カバジェロ氏は「ガゴが引退する。これはすでに決定したこと」と記者の前で明言したと『ESPN』などが伝えている。記事によると、すでに引退の意向をチームや同僚へ伝えており、ガゴ本人から改めて近日中に発表される見通し。
1986年生まれ、現在34歳のガゴはボカ・ジュニオルスの下部組織育ちで、2007年1月には同胞ゴンサロ・イグアインとともに若くしてレアル・マドリーへと加入。その後ローマ、バレンシア、ベレス・サルスフィエルドを経て2013年から古巣ボカに復帰した。
だが近年はアキレス腱の断裂など何度も大ケガに悩まされ、2019年春には治療に専念するためボカとの契約を解消。2019年夏からベレスと再契約を結んだものの、その後も負傷離脱が続いていた。
アルゼンチン代表としては2007年~2017年までの間で61試合に出場。2008年の北京五輪ではリオネル・メッシ、セルヒオ・アグエロらとともに金メダル獲得の原動力となった。
11月8日に行われたヒムナシア戦では途中出場でピッチに立ったばかりのガゴ。だが34歳のベテランは、ピッチに別れを告げることになるようだ。