現地時間の4月14日、Tokyo2020(東京五輪)男子サッカーの年齢制限の問題に、答えが出たようだ。『ドイツ通信社(DPA)』が報じている。同通信者によれば、国際サッカー連盟(FIFA)が、ドイツの大手スポーツ誌『シュポルトボルト』の取材に対して回答。FIFAは、2021年の開催でも、1997年生まれの選手たちが出場できることを確認したという。
オリンピックの男子サッカーは、原則23歳まで、それより上の年齢には、オーバーエージ枠として3枠が与えられている。東京五輪が2020年から2021年開催に延期されたことで、2020年に23歳となる1997年生まれが出場できるか、各国代表にとって懸念されていた。
1997年生まれのドイツオリンピック代表ベンヤミン・ヘンリクス(モナコ)は、「オリンピックに出場できなかったら、信じられなかっただろう。五輪を戦う可能性なんか、ほとんどないなからね。個人的には、年齢制限をそのまま1年繰り上げることだけが、納得できる決定だった。僕らが予選を戦ったんだから」と安堵のコメントを寄せている。