【サッカー】レンジャーズ戦で先制弾、食野亮太郎のゴールセンスをハーツ指揮官が称賛

1 執筆者 千葉正樹
レンジャーズ戦で今季2得点目を決めた食野亮太郎

スコティッシュ・プレミアリーグ、ハーツ指揮官クレイグ・レヴェインが、U-22日本代表の食野亮太郎に賛辞を贈った。

ハーツは前節、ホームでレンジャーズと対戦。この試合では開始6分に食野亮太郎が今季2得点目となる先制ゴールをマーク。ハーツはその後同点に追いつかれ、1-1のドローで試合を終えることに。

レヴェイン監督はレンジャーズ戦の内容を振り返った。地元メディア『スコティッシュ・サン』がその言葉を紹介している。

「レンジャーズ戦では序盤から相手のリズムを崩すよう、選手たちに指示を送っていた。6分に先制することができたし、うまくいったと思う」

「相手の狙いを封じつつ、自分たちの良さをちょっとずつ出せるようになってきた。この流れをしばらく保ちたいね。レンジャーズ戦のような戦いぶりをね」

指揮官レヴェインはレンジャーズ戦で先制ゴールを決めた食野亮太郎についても賛辞を送っている。

開始6分、ハーツはカウンターの場面でジェイク・マルラニーが裏に抜け出してシュートするも、レンジャーズGKアラン・マクレガーがディフレクト。その浮き球に反応した食野がダイレクトでゴールへと流し込み、ハーツは序盤で先制に成功した。

レヴェイン監督はそのシーンを振り返り「あのシュートは繊細なタッチが必要な素晴らしいフィニッシュだったね。ボールは扱いにくい高さだったけど、食野は巧みに合わせた。その直前までブラジルに遠征していて、チームに戻ってきたばかりだった。このような長距離遠征から戻ってきてすぐ結果を出すとは思わなかったよ。後半はやや疲れも見えたが、それでも食野はよくやってくれている」と発言。日本人FWを労った。

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