ゴルフの世界ランキングが12月23日に更新された。女子では畑岡奈紗が前週と変わらず5位。渋野日向子が11位、鈴木愛が16位で前回から1つ上昇した。男子では今平周吾が自己最高の31位。松山英樹と石川遼は変動なく、それぞれ21位と81位だった。同ランキングはTokyo2020(東京五輪)代表選考基準となる。
女子ゴルフ世界ランキング(ロレックスランキング)では、畑岡奈紗が日本勢最高位5位をキープ。先日のLPGA(日本女子プロゴルフ協会)アワードで年間最優秀選手に表彰された渋野日向子は11位、2019年国内賞金女王の鈴木愛が16位となっている。鈴木はLPGAアワードで、世界ランクを基準に算出されるオリンピックランク15位以内に入っての東京オリンピック出場を目標に掲げた。
上位勢にも変動はなく、1位はコ・ジンヨン(韓国)、2位はパク・ソンヒョン(韓国)、ネリー・コルダ(アメリカ)となっている。
男子では、日本人最高位の松山英樹が21位をキープした。2019年国内賞金王の今平周吾は前回の32位から31位に順位を上げ、自己最高を更新している。その他の日本勢では石川遼が変動なしの81位、星野陸也が1ランク上昇の108位となっている。
男子も上位陣に変わりはなく、トップ3はルックス・ケプカ(アメリカ)、ロリー・マキロイ(イギリス)、ジョン・ラーム(スペイン)の順となっている。
オリンピック関連情報
東京五輪におけるゴルフ競技出場資格の条件は以下の通り。総出場人数は60名となっている。
- 男子は2020年6月23日時点、女子は2020年6月30日時点のオリンピックゴルフランキング上位15位までの選手で各国最大4名まで
- 16位以下については、1カ国2名(15位以内の有資格者も含む)を上限
- 5大陸(アフリカ、アメリカ、アジア、ヨーロッパ、オセアニア)ごとに、1人も出場資格を有するアスリートがいない場合は、男女ともに最低1つの出場枠を保証
- 大会開催国から1人も出場資格を有するアスリートがいない場合は、男女とも1つの出場枠を保証
オリンピックランキングは男女とも世界ランキングを基に算出される。対象期間は男子は2018年7月1日~2020年6月22日まで、女子は2018年7月8日~2020年6月29日までとなる。