【マラソン】アジア選手権:神野大地が優勝「チャンスをモノにできた」女子は上杉真穂が2位

1 執筆者 渡辺文重
神野大地はSNSで「落ち込むこともあったが…」とMGC後の心情を語った

AAA(アジア陸上競技連盟)主催の第17回アジアマラソン選手権大会が12月21日、中国広東省東莞市(ドングアン)で開催された。2年に一度開催される同大会。日本から出場の神野大地が2時間12分18秒で優勝。女子も、上杉真穂が2時間31分57秒で2位になるなど、健闘を見せた。

1988年にアジア陸上競技選手権大会から切り離される形でスタートしたアジアマラソン選手権。日本陸上競技連盟(JAAF)の公開した結果によると、男子では神野(セルソース)が優勝。松尾良一(旭化成)は2時間14分32秒で3位だった。

女子は、上杉(スターツ)が2位。和久夢来(ユニバーサルエンターテインメント)が2時間33分03秒で4位、今田麻里絵(岩谷産業)が2時間48分30秒で9位だった。

神野はレース後にSNSを更新。「日本代表というチャンスをモノにできて嬉しいです。MGCが終わって気持ち落ちむこともあったけど、諦めずに自分の目標を見つめ直して頑張ってきて良かったです。マラソンランナーとしてはまだまだこれからです。引き続き努力します」と、投稿した。

神野は9月に開催されたMGC(マラソングランドチャンピオンシップ)で17位。Tokyo 2020(東京五輪)出場を目指す場合、MGCファイナルチャレンジで派遣設定記録(2時間05分49秒)を突破する必要がある。

今後のMGCファイナルチャレンジ(男子)

  • 2020年3月1日 東京マラソン2020(東京)
  • 2020年3月8日 第75回びわ湖毎日マラソン大会(滋賀・大津)
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