【12/19開幕】レスリング天皇杯全日本選手権・日程&放送予定|東京五輪選考大会…女子50kg級代表に近づくのは?

1 執筆者 オリンピックチャンネル編集部
リオデジャネイロ・オリンピック女子48kg級金メダリストの登坂絵莉

2019年12月19日(木)から22日(日)にレスリングの東京五輪日本代表選考会を兼ねる天皇杯全日本選手権が開催される。登坂絵莉、入江ゆき、須崎優衣ら三つ巴の女子50キロ級、太田忍の男子グレコローマン67キロ級などその行方が注目される同大会の日程、放送予定を紹介する。

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全日本選手権:日程

【12月19日(木)】(13階級)

実施階級

  • 男子フリースタイル:61、70、97、125kg級
  • 男子グレコローマン:55、60、72、82、97kg級
  • 女子:55、59、65、76kg級

日程

  • 09:30~17:30:予選~準々決勝
  • 17:30~19:30:準決勝

【12月20日(金)】(10階級、前日の13階級)

実施階級

  • 男子フリースタイル:79、86、92kg級
  • 男子グレコローマン:63、87、130kg級
  • 女子:53、57、62、72kg級

日程

  • 09:30~16:30:敗者復活戦、予選~準々決勝、3位決定戦
  • 16:30~18:00:準決勝
  • 18:00~19:00:決勝(前日の13階級、マット2面)

【12月21日(土)】(7階級、前日の10階級)

実施階級

  • 男子フリースタイル:57、65、74kg級
  • 男子グレコローマン:67、77kg級
  • 女子:50、68kg級

日程

  • 9:30~18:00 敗者復活戦、予選~準々決勝、3位決定戦
  • 18:00~19:00 準決勝
  • 19:00~19:40 決勝(前日の10階級、マット2面)

**【12月22日(日)】**前日の7階級

実施階級

  • 男子フリースタイル:57、65、74kg級
  • 男子グレコローマン:67、77kg級
  • 女子:50、68kg級

日程

  • 10:00~12:30 :敗者復活戦、3位決定戦
  • 13:30~16:15 :決勝(マット1面)

全日本選手権:日程

12月19日(木)

【ネット】

  • Hulu:9:30~20:30(LIVE)
  • 応援.TV:24:00~(録画、見逃し配信)

12月20日(金)

【ネット】

  • Hulu:9:30~19:45(LIVE)
  • 応援.TV:24:00~(録画、見逃し配信)

12月21日(土)

【ネット】

  • Hulu:9:30~20:00(LIVE)
  • 応援.TV:24:00~(録画、見逃し配信)

12月22日(日)

【ネット】

  • Hulu:10:00~16:20(LIVE)
  • 応援.TV:24:00~(録画、見逃し配信)

注目選手

登坂絵莉(1993年8月30日生まれ):女子50キロ級

リオデジャネイロオリンピック・女子48キロ級金メダリスト。昨年の全日本選手権では入江ゆきに、今年6月の全日本選抜選手権では須崎優衣に敗れ、9月の世界選手権出場を逃した。しかし、世界選手権において入江が3回戦敗退でオリンピック出場枠を逃したことで、再び東京五輪出場権を得るチャンスが生まれ、今回の三つ巴の全日本選手権に挑むことになった。

須﨑優衣(1999年6月30日):女子50キロ級

2017、18年世界選手権優勝。2019年は入江ゆきとのプレーオフに敗れ、東京五輪出場権がかかっていた世界選手権には出場できなかった。だが、その世界選手権で入江が出場権を獲得できなかったため、東京五輪代表争いは振り出しに。今大会の優勝者に与えられるオリンピック予選出場権を目指す。

入江ゆき(1992年9月17日生まれ):女子50キロ級

全日本選手権3回優勝(2015、17、18年)。2019年アジア選手権ではリオ五輪銅メダリストの孫亜楠を破って優勝した。東京オリンピック代表内定をかけて出場した9月の世界選手権では、3回戦敗退に終わり出場権を逸した。登坂絵莉、須﨑優衣らがひしめき合う激戦区の女子50キロ級でオリンピック出場権を狙う。

太田忍(1993年12月28日):男子グレゴーマン67キロ級

2016年リオデジャネイロ五輪男子グレコローマン59キロ級で銀メダルを獲得。主戦場は60キロ級だが、2019年の全日本選抜選手権で文田健一郎に敗れ、67キロ級での東京五輪代表を目指すこととなった。そのステップとして9月の世界選手権で五輪非実施階級の63キロ級に出場し、体格で上回る選手たちを相手に優勝を果たした。五輪出場には今大会での優勝が絶対条件となる。

オリンピック関連情報

日本レスリング協会は、東京五輪の日本代表選考について、男女ともに2019年9月の世界選手権でメダルを獲得した選手に出場権を与えるとしており、女子57キロ級・川井梨紗子ら5人の東京オリンピック出場が決まった。

世界選手権で5位となり、東京五輪出場枠を確保した、乙黒拓斗(男子フリー65キロ級)、奥井眞生(男子フリー74キロ級)、土性沙羅(女子68キロ級)の3選手については、今大会で優勝すれば代表内定となる。全日本選手権で優勝できなかった場合は、同大会の覇者と2者間で代表決定プレーオフを戦い、勝者がオリンピック派遣選手となる。

なお、世界選手権において出場枠を獲得できなかった階級については、2019年の全日本選手権優勝者がアジアオリンピック予選および世界オリンピック予選大会に臨む。

本大会では、女子50キロ級と男子9階級の優勝者が五輪アジア予選・五輪世界予選の出場権を獲得。同2大会で勝利した者が各階級の東京五輪日本代表となる。

東京オリンピック出場内定選手(9月24日時点)

男子グレゴーマン

  • 60キロ級:文田健一郎

女子フリースタイル

  • 53キロ級:向田真優
  • 57キロ級:川井梨紗子
  • 62キロ級:川井友香子
  • 76キロ級:皆川博恵

上記の東京オリンピック日本代表に内定している5選手は今大会に出場しない。

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