Summer Youth Olympic Games Singapore 2010
シンガポール2010マスコット
名前
Lyo(リオ)と Merly(マーリー)
リオの名前は、“Lion of the Youth Olympics” の頭文字をとったものだ。スポーツ好きで、楽しいことが大好き。若者たちが健康な体をキープして、スポーツライフを楽しんでくれることを願っている。リオは若者たちの無限のエネルギーや、人生を精一杯生きようとする意志、常に上を目指そうとする熱意を象徴している。
マーリーの名前は、海を意味する “mer” と、「活気と若々しさ(liveliness and youthfulness)」の頭文字 “ly” を組み合わせたものだ。環境保護に強い関心を抱いている彼女は、持続可能な未来の実現に向けて、誰もが果たすべき役割があると信じている。また、若者たちが地域社会の活動に積極的に参加して、率先して他者を尊重する社会を作っていくことを奨励している。
説明
リオはライオンの子供だ。彼のたてがみは、彼が人生に傾ける情熱と同じくらい燃え盛っている。果てしないエネルギーの塊で、新しいことを学んだり、スポーツをしたり、いつも飛び回っている。彼の好きなスポーツはサッカーだ。いつの日か、シンガポールのU-23代表チーム「Young Lions」でオリンピックの金メダルを取ることを夢見ている。ずっとコンクリートジャングルで暮らしてきたリオは、人との付き合いにも慣れている。世界中の人々と友達になって、彼らから知らない文化を学ぶことが大好きだ。楽しいことが好きなリオは、若者たちが健康な体をキープして、スポーツライフを楽しんでくれることを願っている。彼はまさに、ライオンのハートを持っている。
マーリーはマーライオンの子供で、シンガポールの周辺や大海を探検するのが大好きだ。マーライオンは本来は雑食だが、生命の尊さを尊重しているマーリーはベジタリアン。人なつっこくて聞き上手で、仲良くなった人とは一生の友達になる。また、多くの友人が公害で病気になっていることから、環境問題にも強い関心がある。彼女は、持続可能な未来の実現に向けて、誰もが果たすべき役割があると信じている。そして、一人一人にそのメッセージを伝えようと頑張っている。彼女の夢は、科学者になって、母なる大自然を守るための方法を見つけることだ。
デザイナー
キュービックスインターナショナル
トリビア
リオとマーリーは、ユースオリンピックの初代マスコットだ。2009年11月21日にシンガポール2010組織委員会によってお披露目された。
伝説によると、はるか昔、ある王子が島でライオンを見つけ、その島を「Singapura」(ライオン・シティ)と呼ぶことにした。その島は現在「シンガポール」と呼ばれていて、ライオンはこの国の象徴となっている。
マーライオンは、ライオンと魚が一体となった神話上の海の生き物だ。シンガポールの漁村に由来する地元の民話をモチーフにしている。
2009年の8月14日から9月6日の間にマスコットの名前を募集し、20カ国以上から約375点の応募があった中から、ショーン・パン・イー・ウェイさんの「リオ」と、トン・チー・ジュンさんの「マーリー」、ともにシンガポール人2人の作品が選ばれた。2人は除幕式に招かれて、リオとマーリーにいち早く対面する機会を得た。
オリンピックを深く知ろう
メダル
オリーブ冠に始まり、メダルのデザインも年々進化メダル
マスコット
オリジナルイメージは、オリンピックのスピリットを体現しているものでなければならないマスコット