国際サッカー連盟(FIFA)は5月15日、2023年女子ワールドカップ(W杯)の開催地を選定する理事会を6月25日に実施すると発表した。日本も同大会の開催地に立候補している。理事会は6月上旬にアディスアベバで開催される予定だったが、新型コロナウイルス(COVID-19)の影響によりオンラインで行う。
2023年女子ワールドカップ開催地に立候補しているのは日本のほか、オーストラリア・ニュージーランド共同開催、ブラジル、コロンビアの合計4つの地域。FIFAは現在、現地視察をもとに評価報告書の最終調整を行っている。評価報告書は6月初旬に公開予定となっている。FIFA事務局長のファトマ・サモウラは、「客観的かつ透明性の高い入札プロセスを実施している。女子サッカーに対するFIFAによる取り組みの一環で、FIFAは女子サッカーに10億ドルを投資することになっている」とコメントした。
当初、同大会の開催地を決める理事会は、6月上旬にエチオピア・アディスアベバで行われる予定だったが、新型コロナウイルスの世界的感染拡大を受け、6月25日にオンラインでの実施に変更された。
2019年にフランスで開催された前回の女子ワールドカップは24チームにより争われたが、2023年大会からは32チームが参加する。日本代表"なでしこジャパン"は2011年ドイツ大会で初優勝を果たした。