【卓球】スウェーデンOP4日目|伊藤美誠が好調!混合ダブルスの水谷・伊藤ペア、女子ダブルスの石川・平野ペアが決勝へ

1 執筆者 鈴木花
今大会好調の伊藤美誠、2大会連続の金メダルを狙う(写真は2018年ジャパンオープン)

スウェーデンのストックホルムで行われている卓球のITTFワールドツアー・スウェーデンオープンは、現地時間の10月4日に4日目を終えた。本戦の2日目となるこの日、女子ダブルスの石川佳純(全農)・平野美宇(日本生命)ペア、混合ダブルスの水谷隼(木下グループ)・伊藤美誠(スターツ)ペアらが決勝進出を決めた。

前回優勝者の伊藤美誠が、今大会も好調。出場している女子シングルスではベスト8入り、混合ダブルスでは決勝進出を果たした。混合ダブルス準決勝では、水谷隼・伊藤美誠ペアは中国の林高遠・王曼昱という世界屈指の強豪ペアに3-1(11-7、7-11、11-6、9-11)の快勝。女子シングルスでも、伊藤は世界ランク9位平野美宇との日本人対決を4-3(11-8、14-12、7-11、11-4、12-10、11-9、11-8)で制し、接戦をものにした。

女子ダブルスの石川佳純・平野美宇ペアは、準々決勝ではポルトガルのペアに3-1(11-4、9-11、13-11、11-6)で勝利すると、準決勝でも香港のペアに3-0(11-6、11-7、11-8)の快勝で決勝進出を決めた。決勝では、中国の陳夢・丁寧の世界最強タッグに挑む。

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混合ダブルス準々決勝では、張本智和(木下グループ)・早田ひな(日本生命)ペアが、中国の許シン・劉詩ブンペアに1-3(6-11、12-10、7-11、5-11)で敗れた。張本は、男子シングルス2回戦でも中国の若手選手に0-4のストレート負けを喫した。他にも水谷隼が中国の世界ランク2位の樊振東を相手に0-4で敗れた。丹羽孝希(スヴェンソン)が世界ランク20位のシモン・ゴジに2-4で敗れ、日本勢男子勢はベスト16で敗退した。

女子シングルス2回戦では、長﨑美柚(JOCエリートアカデミー/大原学園)が中国の選手に0-4でストレート負け。橋本帆乃香(ミキハウス)も中国の選手に2-4で敗れ、それぞれベスト16で姿を消した。

10月5日出場選手一覧:

女子シングルス準々決勝:伊藤美誠

**女子ダブルス決勝:**石川佳純・平野美宇ペア

**混合ダブルス決勝:**水谷隼・伊藤美誠ペア

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