インドのニューデリーで開催中のレスリング『アジア選手権』が2月22日、第5日目を迎えた。男子フリースタイルの57、65、70、79、97キロ級が行われた。65キロ級のTokyo2020(東京五輪)代表の乙黒拓斗(山梨学院大)が優勝した。57キロ級の高橋侑希(ALSOK)、79キロ級の奥井真吉(国士舘大)は、それぞれ銅メダルを獲得した。
65キロ級の乙黒拓斗は、1回戦から順調に勝ち進む。決勝でも、インドの選手に10-2の大差を付けて優勝した。
57キロ級の高橋侑希は、予選でインドの選手に敗れたものの、敗者復活戦を経て、3位決定戦に回った。3位決定戦では、カザフスタンの選手に14-5のポイント差で銅メダルを獲得した。
79キロ級の奥井真吉は、準決勝でインドの選手に敗れて3位決定戦へ。3位決定戦では、モンゴルの選手に4-3の接戦を制し、銅メダルを手にした。
70キロ級の原口伸(国士舘大)は、初戦となる準々決勝でモンゴルの選手に1-4で敗れた。97キロ級の園田平(自衛隊)は、1回戦で韓国の選手と5-5の末に、判定負けを喫した。
最終日の翌2月23日は、男子フリースタイル61、74、86、92、125キロ級が行われる。