4月24日、ラグビーの「トップリーグ2021プレーオフトーナメント」2回戦が行われた。元日本代表の五郎丸歩が所属するヤマハ発電機ジュビロは、クボタスピアーズに12-46で敗れた。この敗退により、ヤマハの今シーズンは終了。五郎丸の引退が決まった。五郎丸は、2020年12月に今季終了を持って引退することを表明していた。
この日、五郎丸はメンバー外。スタンドからチームの試合を見守った。試合後、自身の公式ツイッターで「ラグビーと出会い、皆様に応援して頂けたこと心より感謝致します。本当に幸せでした。ありがとうございました」と感謝の念を表した。
五郎丸は、日本代表として57試合に出場。イングランド開催のラグビーワールドカップ2015では主力としてチームを牽引し、初戦では強豪・南アフリカを破る快挙を成し遂げた。大会ベストフェフティーンにも選出された。大会後は、オーストラリア・スーパーラグビー所属のレッズやフランスリーグのRCトゥーロンでもプレーした。プレースキックの際の「五郎丸ポーズ」が一世を風靡し、ラグビーブームの礎を築いた。