【マラソン】世界記録保持者キプチョゲが2時間切り挑戦に成功、1時間59分40秒

人類未踏のサブ2を達成したエリウド・キプチョゲ

男子マラソンの世界記録保持者エリウド・キプチョゲ(ケニア)が10月12日、オーストリア・ウィーンで、フルマラソン(42.195キロ)の2時間切り“サブ2”を目的とした非公認レース「イネオス1:59チャレンジ」を実施。1時間59分40秒2でチャレンジを成功させた。

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ケニア出身のエリウド・キプチョゲは、1984年11月5日生まれの34歳。2016年8月のリオデジャネイロ五輪で金メダルを獲得すると、2018年9月のベルリンマラソンで2時間1分39秒の世界新記録を達成した。

キプチョゲは2017年にも2時間切りの非公認レースに挑戦し、2時間00分25秒を記録している。ただし、この記録は特殊な環境、開催日や時間帯の意図的な調整、多数のペースメーカーや給水サポートなど、ランナーにとって有利な条件が重なっているため、IAAF(国際陸上競技連盟)非公認。今回の記録も非公認となる。

今回のチャレンジには、マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)に出場した日本のトップランナーも興奮。福田穣(西鉄)は「サブツーーー新時代。」、神野大地(セルソース)は「素晴らしい挑戦!マラソン1時間59分40秒。人間に限界なんてない。」と投稿。そのほか、鈴木健吾(富士通)や岩田勇治(MHPS)は、キプチョゲや「INEOS 1:59 Challenge」の投稿をRTするなどしている。

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