フィギュアスケート中国杯女子FS:4回転2本決めたシェルバコワが優勝、宮原知子が総合2位、本田真凜は7位に

1 執筆者 小川秀彦
FSでシーズンベストの142.27点を挙げ、総合2位となった宮原知子(写真は2018年12月のもの)

フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦「資生堂中国杯」の女子フリースケーティング(FS)が、現地時間11月9日に中国・重慶で行われ、ロシアの15歳、アンナ・シェルバコワが大差で優勝。日本の宮原知子は総合2位、本田真凜は同7位だった。

初日のショートプログラム(SP)でもトップに立ったシェルバコワは、冒頭の4回転ルッツと3回転トウループのコンビネーション、さらにもう一度4回転ルッツと2本の4回転ジャンプを着氷させ、152.53点を獲得。前戦にあたるアメリカ杯の160.16点には及ばなかったものの、SPの73.51点と合わせ計226.74点で見事2連勝を果たしたと同時に、GPファイナル出場権も確保した。

2位はSPでも堅実な演技を見せた宮原知子で、予定通りの演技をノーミスでこなし、スピンステップと共に最高評価で、142.27点、計211.18点で総合2位を飾った。次戦となるロシア杯でファイナルの切符を目指す。

SP6位だった本田真凜は、冒頭の3回転フリップが崩れ、続けざまの3回転フリップが2回転となったほか、最後の3回転トウループも転倒とジャンプが安定せず。計168.09点で7位と悔しい結果に終わった。

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