【テニス】ティエム、ATPファイナルズで同組のジョコビッチ&フェデラーを警戒

ファイナルズに意気込むティエム

11月10日~17日にかけて行われる、2019年シーズン上位8傑で競うATPファイナルズを前に、ドミニク・ティエム(オーストリア)が、意気込みを示している。

ティエムは“グループ・ビヨン・ボルグ”と冠されたグループに属し、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、ロジャー・フェデラー(スイス)、マッテオ・ベレッティーニ(イタリア)の3名と戦うことになった。

ティエムはグランドスラムをそれぞれ20度、16度制しているフェデラーとジョコビッチに対して警戒感を示している。『Tennis World USA』がその言葉を伝えた。

「このグループの中で突出しているのはやはりフェデラーとジョコビッチだと思う。フェデラーは本当に信じられないストロークをする。ジョコビッチにはパリ大会で勝ったけれど、いつだって気が抜けない試合になる」

ティエムはATPファイナルズでは過去3大会に出場しているが、いずれもグループリーグ敗退を喫している。4度目となる今大会については「今年は調子がとても良い。過去3年間は大会に出場できるだけでちょっとした満足感があったけれど、やはり今年は違う大会にしたい。上へと勝ち進みたいんだ」と語っている。

ATPファイナルズのグループリーグを突破するためには、グループで上位2位に入る必要がある。そのためにはフェデラーとジョコビッチのどちらかを撃破しなければならないが、ティエムは準決勝へと駒を進めることができるのだろうか。

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