年末年始開催のノルディックスキー・男子ジャンプFIS(国際スキー連盟)W杯4大会で争われるジャンプ週間(Four Hills Tournament)は現地時間1月6日、オーストリア・ビショフスホーフェンで最終戦が行われ、小林陵侑(土屋ホームスキー部)が総合優勝を果たした。小林陵の総合優勝は全勝優勝を果たした2018-19シーズン以来、2度目。
ジャンプ週間3連勝でW杯第14戦(個人第13戦/ヒルサイズ=142メートル)、ビショフスホーフェン大会を迎えた小林陵だったが、同大会を制したのは2回合計286.8点を記録したダニエル・ フーバー(オーストリア)。小林陵は同277.8点で、同281.7点で4位の佐藤幸椰(雪印メグミルクスキー部)に次ぐ5位だった。それでも小林陵はジャンプ週間合計1162.3点を獲得。同1138.1点のマリウス・リンヴィク(ノルウェー)、同1128.2点のハウヴォル=エグナー・グランルード(同)らを抑え、総合優勝となっている。
ジャンプ週間の順位は、佐藤幸が10位、小林潤志郎(同)が17位、中村直幹(Flying Laboratory SC)が28位、伊東大貴(雪印メグミルクスキー部)が32位、佐藤慧一(同)が54位。W杯第14戦は、小林潤が14位、佐藤慧は2回目に進めず45位、伊東と中村は予選落ちだった。