【サッカー】堂安律が独1部デビュー…先発で攻撃を牽引

1 執筆者 鈴木花
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現地9月19日に行われたドイツサッカー1部ブンデスリーガ開幕節、Tokyo2020(東京五輪)日本代表候補でアルミニア・ビーレフェルト所属の堂安律が先発デビューを果たした。長谷部誠や鎌田大地が所属するフランクフルトとのアウェイゲームで、際どいシュートを放つなど要所要所で目立ったプレーを見せ、72分に退いた。

堂安が加入したビーレフェルトは、今季2部から昇格したクラブ。この日は数少ない代表選手の1人として、これまでのウイングとは異なる右センターハーフとして攻撃を牽引することが求められた。チームの被ファウル数(14回)の3分の1以上にあたる五度のファウルを受けるなど、中盤で厳しくマークされる中、50分には得意の左足で18メートルのミドルシュートを放つ。ボールはポストをかすめるようにゴール左に外れてしまう。

元日本代表の長谷部誠や日本代表の鎌田大地をはじめ、各国の代表経験者をそろえ、UEFA(欧州サッカー連盟)ヨーロッパリーグで実績を残したアイントラハト・フランクフルトを相手に、ビーレフェルトは押し込まれながらも51分に数少ないチャンスを生かして先制。右サイドを走り込み、左サイドからのスルーパスを受けたセビオ・ソコウが、GKとの1対1を制した。

番狂わせの雰囲気も漂い始めたが、左サイドから崩され、62分にポルトガル代表のアンドレ・シルバに頭で押し込まれて同点。72分には堂安が退いた。その後もフランクフルトが再三好機を得るも、ビーレフェルトが最後まで集中力を切らさずスコアを維持した。9月26日の次節は、ホームにこの日敗れたケルンを迎える。

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