イタリアサッカー1部セリエAのボローニャに在籍する日本代表DF冨安健洋は、センターバック(CB)としてイタリアで評価を高めつつあるようだ。
現地時間9月28日に行われたセリエA第2節・パルマ戦で、ホームのボローニャは4-1で勝利を収めた。冨安はCBとしてフル出場。ボローニャでは昨季まで右サイドバック(SB)として起用されるケースが多かった冨安だが、今季は開幕から2試合連続でCBとしてピッチに立っている。
イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、パルマ戦の冨安に10点満点中7点を付けた。これはこの日2ゴールのロベルト・ソリアーノに次ぐ2番手の評価であり「彼にとっては本来のポジションで徐々に真価を発揮しつつある。自信を持って前へと進んでいる」と紹介した。一方、ボローニャの地元メディア『コリエレ・ディ・ボローニャ』では冨安に6.5点を付け「開始直後、ジェルヴィーニョのシュートを、身を挺して防いだ」と守備面での貢献にスポットを当てた。
Bologna - Parma(La Gazzetta dello Sport)
Il Bologna le suona al Parma(Corriere di Bologna)
パルマ戦では、新加入のロレンツォ・デ・シルヴェストリが右SBを務め、同じく新加入の18歳アーロン・ヒッキーが左SBに入った。セリエA2年目を迎えた冨安は今季、本職のCBが主戦場となっている。