明治安田生命J1リーグは、11月3日に第26節の6試合と第31節前倒し開催1試合を行った。セレッソ大阪とガンバ大阪による「大阪ダービー」はドロー。首位の川崎フロンターレはコンサドーレ札幌に敗れ、連勝が「12」でストップした。ここでは3日に行われたJ1を振り返る。
「大阪ダービー」はアウェイのガンバが前半32分、井手口陽介の得点で先制。対するセレッソはその2分後、豊川雄太にゴールが生まれ、同点に追いつく。後半は両チーム無得点。試合は1-1の引き分けに終わった。
首位・川崎フロンターレは、ホームにコンサドーレ札幌を迎えた。前半を両者無得点で終えると、後半に札幌がアンデルソン・ロペスと荒野拓馬のゴールで2得点。札幌が2-0で勝利を収めた。川崎Fは8月23日の名古屋グランパス以来のリーグ戦黒星を喫し、今季2敗目。連勝は「12」で止まった。
第31節前倒し開催分となった横浜F・マリノス対鹿島アントラーズは、ホームの横浜FMが2点を先行。しかし鹿島はその後、上田綺世、エヴェラウド、遠藤康のゴールで逆転し、3-2で勝利した。横浜FMとのリーグ戦アウェイゲームで3年連続敗れていた鹿島は、2015年以来5シーズンぶりの日産スタジアムでのリーグ戦白星となった。
なお、第26節ベガルタ仙台対柏レイソルは、柏の選手1名が新型コロナウイルス感染症(COVID-19)検査で陽性反応が出たこと、試合前日の段階で濃厚接触者の特定までの時間がないことを理由に中止となった。代替日については現在未定。その後、柏のネルシーニョ監督とトップチームスタッフ1名の感染も確認され、前述の選手の濃厚接触者となるスタッフ2名の特定と隔離、また検査も行われ、内1名は陰性と判明した。
柏は専門家チーム指導のもと選手・スタッフに対して複数回のPCR検査を実施し、11月7日のJリーグYBCルヴァンカップ決勝(対FC東京)開催に向け、準備を進めていくとしている。