【ゴルフ】マラソンクラシック最終日:ダニエル・カンが2週連続で優勝…野村敏京は53位T

次戦からは渋野日向子、畑岡奈紗らも参戦

1 執筆者 渡辺文重
ダニエル・カンが2週連続で優勝

女子ゴルフ・米国LPGAツアー「マラソン・クラシック」は現地時間8月9日、最終日を迎えた。首位と4打差でスタートのダニエル・カン(アメリカ合衆国)が通算15アンダーで逆転に成功。2週連続の優勝を達成した。日本から唯一決勝に進んだ野村敏京は通算1アンダーで53位タイだった。

米国オハイオ州のハイランドメドウズ・ゴルフクラブ(6555ヤード、パー71)で開催された米国LPGAツアー再開第2戦のマラソンクラシックは、通算16アンダーのリディア・コー(ニュージーランド)が首位で最終日を迎える。

前週のドライブオン選手権を制しているカンは、コーとは4打差の単独2位でスタート。6バーディー3ボギーの通算15アンダーでホールアウトする。一方、首位スタートのコーは、2バーディー2ボギーとスコアを伸ばせず、最終ホールではダブルボギーを記録。スコアを2つ落として通算14アンダーとなり、ジョディ・ユワート・シャドフ(イングランド)とともに2位タイに終わった。

通算1オーバーの68位タイで最終日を迎えた野村は、3バーディー1ボギーとスコアを2つ伸ばし、53位タイで大会を終える。黄金世代の河本結(リコー)、プラチナ世代の山口すず夏(環境ステーション)は予選を通過できなかった。

米国LPGAツアーの次戦は、13日開幕のスコットランド女子オープン。そして20日からは、渋野日向子(サントリー)が前回大会を制した全英女子オープンが開幕する。イギリスで開催される2大会には渋野のほか、世界ランキング5位の畑岡奈紗(アビームコンサルティング)らも出場する予定だ。

もっと見る