海外女子ゴルフメジャー大会、「全英女子オープン」(8月20日開幕、ロイヤルトルーンGC)で大会連覇を目指す渋野日向子が8月6日、リモート会見を実施。海外メジャーやTokyo2020(東京オリンピック)への思いを語った。
渋野はまず、連覇がかかる"全英女子オープン"へ向け、「私だけにチャンスがある、全英女子連覇を目指す気持ちは変わりがない」と、思いを語った。一方で、「ただ、手応えはあっても、今まで経験したことがないリンクス。自信は本当にありません」と素直な心境も吐露した。"全英女子オープン"後は帰国せず、アメリカで開催される"ANNインスピレーション"(9月10日開幕)と、"KPMG全米女子プロ選手権"(10月8日開幕)に出場予定の渋野。このスケジュールを組んだ理由ついては、「新型コロナウイルスが世界的に流行し、かなりのリスクを負うことは覚悟だが、楽しみな気持ちが勝った」と説明した。
2021年に延期となった東京オリンピックへ向けては、「一度掲げた目標はぜひ、達成したい。(オリンピック出場権に関連する)ロレックスランキングも意識して海外点線を決めた。金メダルをとりたい」と意気込みを語った。また、海外メジャーに対する思いも強く、「世界の5大メジャーを制覇したい」と目標を口にした。メジャーへこだわる理由については、「昨年の全英女子オープンを勝ったことによって、いろいろな人に影響を与えることができた。それまでは自分のためにプレーしていたけど、目標を達成することによって、どんな影響を与えるのだろうという興味が出た。もし、あと4つのメジャーとオリンピックを制することができたら、どんなことになるのか。もっと違う世界をみたい。いろいろな人へ影響を与えたい」と話し、プロゴルファーとしての意識を見せた。