ウサイン・ボルトさんとパートナーのカシー・ベネットさんとの間に女児が誕生

1 執筆者 Utathya Nag
第一子となる女児が誕生し、父親となったウサイン・ボルトさん

オリンピックで8個の金メダルを獲得したウサイン・ボルトさんが、誇らしい女児の父親になった。ボルトさんと女児の母親となるカシー・ベネットさんは2014年以来のパートナーで、子供が産まれることを1月に公表していた。

ジャマイカが誇るスプリンターのボルトさんと長年のパートナーであるカシー・ベネットさんは、二人の間に子供が産まれることを今年1月に発表し、また性別を発表するパーティーを3月に開いていた。

ジャマイカのアンドリュー・ホルネス首相がツイッターにこのカップルを祝福するメッセージを投稿し、さらにその後で今回のニュースを確認した。

初めて父親になったボルトさんはかねてから3人の子供が欲しいと発言してきた。

「私はとても家族が欲しいのです。長年に渡って私は待っています。私がそれに相応しい人間であることを確信したいからです」と、ボルトさんは数年前に「People」電子版のインタビューで答えている。

「私はいつも子供を3人欲しいと言ってきました。いつだったか、私の親友の1人が3人子供を持っていて、とても大変そうなところを見ました。思わず自分に問いかけたものです。“お前は本当に3人の子供が欲しいのか?”ってね。だけど私の答えは間違いなくイエスだったのです」

カップルは誕生した子供の名前についてまだ発表していない。

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ボルトの伝説

世界陸上競技選手権大会で11回のチャンピオンを獲得したほか、ボルトさんは2020年5月現在の今も100メートル走と200メートル走の世界記録保持者でもある。2009年の世界陸上ベルリン大会において、ボルトさんは100メートル走で9.58秒、200メートル走で19.19秒を記録し、どちらも世界記録を更新した。

ボルトさんはオリンピックでも輝かしい歴史を刻んだ。2004年に初めてオリンピックに出場したときの成績は振るわなかったが、このジャマイカの英雄はその後オリンピックを伝承する物語に欠かせない存在となった。

100メートル走と200メートル走の金メダルを2008年北京、2012年ロンドン、そして2016年リオで3大会連続して獲得した。最後の2大会では4x100メートル・リレーで金メダルを獲得したジャマイカ・チームの一員でもあった。

ボルトさんは2018年に陸上競技から引退し、サッカー選手になる夢にも挑戦したことがあった。

翻訳:角谷剛

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