1月の全豪オープン後に臀部を手術し、引退もささやかれた元世界ランキング1位のアンディー・マリー(英国)が12日、シンシナティで開幕したウエスタン・アンド・サザン・オープン、シングルス1回戦で復帰を果たした。
世界ランク56位のリシャール・ガスケ(フランス)と対戦。4−6、4−6で敗れたものの、今後に向けて大きな一歩を踏み出した。
マリーは6月末のフィーバーツリー選手権でフェリシアノ・ロペス(スペイン)とペアを組み、ダブルスで実践復帰。7月頭のウィンブルドン選手権ではセリーナ・ウィリアムズと混合ダブルスに出場して話題を集めた。同月末シティ・オープンの際に、シングルスでの復帰も検討していることを明らかにし、今大会はワイルドカードを得ての出場となった。一方のガスケも1月末に手術をし、5月に復帰したばかり。2回戦では第4シードのドミニク・ティエム(オーストリア)と対戦する。