イタリアを舞台に繰り広げらているワールドスケートゲームズ2024は、9月14日にスケートボード女子ストリート準決勝が行われ、現・世界女王の織田夢海(ゆめか)が首位で決勝に駒を進めた。準決勝2位通過はパリ2024銅メダリストのライッサ・レアウ(ブラジル)、同3位通過はパリ2024銀メダルの赤間凛音(りず)。
このほか日本から出場していたパリ2024金メダリストの吉沢恋(ここ)、中山楓奈(ふうな)、西矢椛、伊藤美優(いとう・みゆう)、上村葵も決勝進出を決め、8人で行われる決勝は、7人が日本人スケーターとなる。
現地時間9時過ぎに始まった女子準決勝では、準々決勝を通過した16人のスケーターたちがパーク内を45秒間で自由に滑走する「ラン」2本、シングルトリックを披露する「ベストトリック」5本を行い、ランの高得点1つ、ベストトリックの高得点2つの合計で順位を競った。
ヒート1に登場した織田は、ランで71.81点をマークしてベストトリックに進むと、ベストトリック1本目で激しく転倒したものの、2本目、3本目で80点台をそろえて首位。ヒート2の8人が滑り終わっても首位を維持して決勝進出を決めた。
一方、パリ2024金メダリストの吉沢恋はランで57.77点と出遅れたものの、ベストトリック2本目で85.39点、最後5本目で87.74点をマークして6番手に浮上し、決勝の8人に滑り込んだ。
スケートボード・ストリートは雨天の影響で日程が変更になっており、13日に予定されていた女子準決勝は決勝と同じ14日に変更された。8人のスケーターたちは、同日現地時間18:05〜(日本時間翌1:05〜)に予定されている決勝で表彰台の頂点を目指す。
ワールドスケートゲームズ2024スケートボード女子ストリート準決勝の結果
以下、決勝進出を決めた上位8人と日本選手の結果
- 織田夢海(日本)243.53
- ライッサ・レアウ(ブラジル)237.32
- 赤間凛音(日本)234.86
- 中山楓奈(日本)234.50
- 西矢椛(日本)231.30
- 吉沢恋(日本)230.90
- 伊藤美優(日本)228.56
- 上村葵(日本)220.79
日本から出場していた大西七海(ななみ)は9位、松本雪聖(いぶき)は13位、杉本二湖(にこ)は16位で準決勝敗退となった。
ワールドスケートゲームズ2024 スケートボード・ストリートの日程
ワールドスケートゲームズ2024は9月7日から3日間で公式練習が行われたのち、10日から戦いが始まる。準決勝・決勝の模様はワールドスケートのウェブサイトで配信が予定されている。
9月7日
- 9:00〜18:55(日本時間16:00〜翌1:55)女子・男子公式練習
9月8日
- 9:00〜18:55(日本時間16:00〜翌1:55)女子・男子公式練習
9月9日
- 9:00〜18:55(日本時間16:00〜翌1:55)女子・男子公式練習
- 19:00〜19:45(日本時間翌2:00〜2:45)女子・男子シード選手公式練習
9月10日
- 9:00〜13:55(日本時間16:00〜20:55)女子予選
- 14:00〜14:45(日本時間21:00〜21:45)女子・男子シード選手公式練習
9月11日
- 9:00〜13:55(日本時間16:00〜20:55)男子予選(ヒート1〜4)
- 14:00〜14:45(日本時間21:00〜21:45)女子・男子シード選手公式練習
- 14:50〜19:45(日本時間21:50〜翌2:45)男子予選(ヒート5〜8)
9月12日
- 9:00〜14:15(日本時間16:00〜21:15)女子準々決勝
- 14:20〜19:35(日本時間21:20〜翌2:35)男子準々決勝(*悪天候のため、ヒート2以降13日に延期)
9月13日(変更後)
- 9:00〜10:50(日本時間16:00〜17:50)男子準々決勝(ヒート2~4)
- 12:35〜15:10(日本時間19:35〜22:10)女子準決勝(*悪天候のため、14日に延期)
- 17:05〜19:40(日本時間24:05〜翌2:40)男子準決勝(*悪天候のため、14日に延期)
9月14日(変更後)
- 9:10〜10:05(日本時間16:10〜17:05)女子準決勝ヒート1
- 10:20〜11:30(日本時間17:20〜18:30)女子準決勝ヒート2
- 12:20〜13:30(日本時間19:20〜20:30)男子準決勝ヒート1
- 13:45〜14:55(日本時間20:45〜21:55)男子準決勝ヒート2
- 18:15〜19:25(日本時間翌1:15〜2:25)女子決勝
- 19:45〜20:55(日本時間翌2:45〜3:55)男子決勝
- 21:10~21:30(日本時間翌4:10〜4:30)表彰式