バレーボールの国際リーグ、FIVB(国際バレーボール連盟)バレーボールネーションズリーグ2022は現地時間6月10日、男子予選ラウンド第1週の6試合を実施。ブラジル、アメリカ合衆国、スロベニア、イラン、オランダ、オーストラリア、中華人民共和国と同組のプール1となった龍神NIPPON(日本代表)は、試合会場のブラジル・ブラジリアで米国代表と対戦した。
オランダ、中国を下して開幕2連勝の日本のスターティングメンバーは、アウトサイドヒッター・大塚達宣(早稲田大学4年)、オポジット・宮浦健人(ジェイテクトSTINGS)、ミドルブロッカー・山内晶大(パナソニックパンサーズ)、ミドルブロッカー・村山豪(ジェイテクトSTINGS)、セッター・永露元稀(ウルフドッグス名古屋)、アウトサイドヒッター・髙橋藍(日本体育大学3年)、リベロ・山本智大(堺ブレイザーズ)。第1セットを25-17で先取するも、続く第2、第3セットを落としてしまう。第4セットは接戦の末、28-26で取るも、最終セットは9-15。セットカウント2-3で大会黒星を喫した。米国は3勝0敗。日本は11日が休息日となり、12日に第1週の最終戦、イランとの一戦に臨む。
■プール1試合結果(6月10日)
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オランダ 3-0 イラン
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日本 2-3 米国
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豪州 0-3 スロベニア
■プール2試合結果(6月10日)
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セルビア 3-2 アルゼンチン
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ブルガリア 2-3 ドイツ
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フランス 3-0 カナダ
■VNLとは
VNL(バレーボールネーションズリーグ)は、男子国際大会「ワールドリーグ」、女子国際大会「ワールドグランプリ」に代わる大会として、2018年にFIVBが設立。男女とも16チーム(コアチーム12、チャレンジャーチーム4チーム)が参加する。
従来の予選ラウンドは1回総当たりだったが、2022年大会は各チームが3週間で12試合を戦い、順位を決定する方式を採用している。各週参加チームを2つのプールに分け、1チーム当たり4試合を実施。予選ラウンド上位8チームが進出するファイナルラウンドは、ノックアウト方式で優勝チームを決める。
VNLは毎年開催となっているものの、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大の影響で2020年は中止。2021年は感染予防のため、参加全チームをイタリアに集めて開催した。2022年は2019年以来、2大会ぶりに世界各国で予選ラウンドを行う。