自転車トラック競技の世界王者を決める『トラック世界選手権2019』の2日目が、現地時間2月28日、ポーランド・プルシュクフで開催された。新田祐大が銀メダルを獲得した男子ケイリンだけでなく、女子スプリント、男女チームパシュート決勝も行われた。
スプリントはトラック3周を争う種目。この日の女子スプリントは、予選から準決勝までを実施。予選はタイムトライアル、1回戦以降は1対1の先着勝利となる。予選1~4位はそのまま2回戦(1/8ファイナル)へ。予選5~24位が1回戦(1/16ファイナル)を経て、2回戦へと進む。
女子スプリントには、アジア選手権の女子ケイリンを優勝、ワールドカップ第3戦ベルリン大会では短距離・日本人女子初の銅メダリストとなった小林優香が出場した。小林は予選を24位に着け、1回戦へ進出。しかし、ナターシャ・ハンセン(ニュージーランド)に敗れ、1回戦敗退となった。女子スプリント準決勝と決勝は、翌3月1日に行われる。
また、チームパシュートの男女それぞれの決勝も行われ、男子ではオーストラリアが2位のドイツに2秒強の差をつける3分48秒012で圧勝。3位はデンマークが入った。
女子でもオーストラリアがドイツを0.204秒の僅差で制し、男女ともに金メダルを獲得した。3位はニュージランドとなった。