LPGA(全米女子プロゴルフ協会)ツアーとヨーロピアンツアー共催のトラストゴルフ女子スコットランドオープン2022は7月31日、最終ラウンドを実施。2021年末の予選会を突破し、今シーズンからLPGAツアーメンバーとして本格参戦している古江彩佳(富士通)が、ルーキーイヤーでLPGAツアー初優勝を飾った。
首位と4打差9位タイから出た古江。1番ホールでバーディを奪い幸先良くスタートすると、6番から11番ホールまで6連続バーディとする。その後もスコアを伸ばし、最終18番ホールでこの日10個目のバーディを奪う。古江は最終ラウンドでボギーなしのスコア「62」をマークし、大会記録となる通算21アンダーでLPGAツアー初優勝。次週の海外女子メジャー・AIG女子OP(全英女子OP)へ弾みをつける勝利となった。
3打差の2位には、この日首位タイからスタートしたセリーヌ・ビュティエ(フランス)が続いた。通算17アンダーの3位には、キム・ヒョージュ(韓国)とシャイアン・ナイト(アメリカ合衆国)、通算16アンダーの5位にはアリソン・リー(同)とリディア・コ(ニュージーランド)。その他日本勢では、最終日にスコアを4つ伸ばした畑岡奈紗(アビームコンサルティング)が7位に入った。、笹生優花(フリー)は通算9アンダー24位タイで大会を終えている。
スコットランドOPは28日から31日に、スコットランド・エアシャーのダンドナルド・リンクス(6584ヤード/パー72)で開催された。賞金総額は200万USドル(約2億7300万円)、優勝賞金は30万USドル(約4100万円)。8月4日から行われる海外女子メジャー・AIG女子OP(全英女子OP)の前哨戦に位置づけられている。