優勝の西岡隆成や佐竹玲奈ら代表に選出|世界トランポリン選手権2023最終選考会

今秋イギリスで開かれる世界トランポリン選手権の日本代表最終選考会が6月9日から10日にかけて行われ、優勝の西岡隆成や佐竹玲奈ら10名の日本代表が選ばれた。すでに決定している石川和と、東京2020代表の森ひかるを含め、男女それぞれ6名、合計12名がパリ2024トランポリンの出場枠をかけた最初の戦いへ挑む。

1 執筆者 オリンピックチャンネル編集部
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(2023 Getty Images)

イギリス・バーミンガムで開催される第37回世界トランポリン競技選手権大会(11月9日〜12日/以下:世界トランポリン2023)に派遣する日本代表の最終選考会が、6月9日から10日までの2日間にわたり代々木第一体育館(東京都渋谷区)にて開催された。

世界トランポリン2023には、男女それぞれ6名、合計12名の代表選手が出場できる。

5月に行われた全日本トランポリン年齢別選手権大会で優勝している男子の石川和と、Tokyo2020トランポリン女子日本代表を務めた森ひかるの2名がすでに代表に決まっていることから、今回の最終選考会では、男女おのおの5名、合計10名が選ばれることとなっていた。また、この選考会では、派遣標準点(女子:104.000点、男子:114.000点)が設けられており、代表に選出されるためには予選と決勝のスコアを合わせた最終得点でこの派遣標準点を超える必要があった。

予選(9日)を通過した上位8名による決勝(10日)で、男子では世界トランポリン2021で銀メダルに輝く西岡隆成が、予選のスコアと合わせた最終得点で120.510を記録して優勝し、2年ぶりに世界トランポリンの日本代表に選出された。

また、女子では予選3位通過の佐竹玲奈が、決勝で54.900とハイスコアをマークし、予選のスコア(54.200)と合わせて最終得点109.100で逆転優勝を飾り、自身通算6度目となる世界トランポリンの出場権を獲得した。

大会公式結果:日本体操協会HP

世界トランポリン2023日本代表選手(男女それぞれ6名)は、下表の通り。

世界トランポリン2023は、開幕まで1年余りと迫るパリ2024トランポリンの出場枠をかけた最初の争いとなり、ファイナルでの結果に応じて、男女それぞれ最大8枠のオリンピック出場NOC(国内オリンピック委員会)が決まる予定だ。

また、このトランポリン最終選考会が開催された同じ週末、かつ同じ会場では「第77回全日本体操種目別選手権」が行われ、トランポリンと同様に世界体操2023に派遣する日本代表を決める最後の選考が行われた。

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■世界トランポリン最終選考会

▼日程

6月9日 (金):男女予選 15:50〜

  • 15:50~ 女子G1予選
  • 16:45~ 女子G2予選
  • 17:40~ 男子G1予選
  • 18:35~ 男子G2予選

6月10日 (土):男女決勝 16:20〜

  • 16:20~ 女子決勝
  • 17:00~ 男子決勝

▼放送予定

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