WTA(女子テニス協会)ツアー今季最終戦・WTAファイナルズ(WTA Finals Fort Worth)が現地時間10月31日、アメリカ合衆国テキサス州フォートワースのディッキーズアリーナ(サーフェス=ハード)で開幕。大会4日目の11月3日は、シングルスおよびダブルスのグループステージが2試合ずつ行われた。
■イガ・シフィオンテクが準決勝へ
WTA世界ランキング上位8名のみが出場するWTAファイナルズ。シングルスは4名ずつ2組に分かれて1回戦総当たりのグループステージを実施。各組の上位2名が準決勝に進出する。
世界ランキング1位のイガ・シフィオンテク(ポーランド)はキャロリン・ガルシア(フランス)と対戦し、2-0(6-3、6-2)で勝利。初戦のダリア・カサトキナ戦に続いて快勝とし、2連勝でグループ首位を確定させた。ガルシアは1勝1敗としている。
もう1試合ではカサトキナとコリ・ガウフ(米国)と対戦した。タイブレークとなった1セット目をカサトキナが制すと、第2セットも6-3で連取。1勝1敗としたカサトキナはガルシアとの3戦目でグループ2位の座を争う形となる。2連敗となったガウフは敗退が決まった。
5日目のシングルスではジェシカ・ペグラ(米国)とアリーナ・サバレンカ、オンス・ジャバー(チュニジア)とマリア・サッカリ(ギリシャ)が対戦する。
■メルテンス/クデルメトバが2勝目
ダブルスはエリーゼ・メルテンス(ベルギー)/ベロニカ・クデルメトバがアンナ・ダニリナ(カザフスタン)/ベアトリース・ハダード・マイア(ブラジル)を下し2勝目。ガブリエラ・ダブロウスキー(カナダ)/ジュリアーナ・オルモス(メキシコ)はリュドミラ・キチェノク(ウクライナ)/エレナ・オスタペンコ(ラトビア)に競り勝ち1勝1敗とした。